オカンから急に電話がかかってきました。
基本的にオカンからの電話は急ですが。
「あんたの『母の味』って何?」
「はぁ?」
「やから、『母の味』やん。」
(こいつ、またグレートマザー的なTVに感化されたな…)
「そうやなぁ、別に無いけどな。」
「何かあるやろうに。」
「あ・・・でもオカンの味噌汁は美味いと思うで。」
「味噌汁って別にだし汁に味噌入れるだけやんか。」
「別にええやんけ、ほな、コロッケは?あれもなかなか美味いと思う。」
「だって毎回、良いジャガイモ使ってるもん。ミンチもそこそこの値段するで。」
「値段は言わんでええやろ、ほなマドレーヌかな。たまにおやつに作ってくれたけど、あれは店で売ってるヤツくらい美味い」
「いやいやいや『母の味』でマドレーヌはないやろ?母の味がおやつ?」
「なんやねん!!何やったらエエねん!!ってか、何の質問やねん!!」
「この中やったら、仕方ないな・・・
あんたの『母の味』はコロッケ。」
コロッケに決まりました。
母の味を、なんと母に決められました。
二日後に山ほどコロッケ送ってきました。ウマス。
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