2009年12月20日日曜日

愛すべき

ここは近くの郵便局。荷物を取りに来ました。
すると出ました!大阪名物、痛いおっさん!
ゆうゆう窓口にならんでおります。
フケだらけのボサボサ頭、真っ赤のサングラス、ボロボロの茶色のロングコート、シャツの胸ポケットにはアヒルのぬいぐるみが入っています。
そして、なぜかバドミントンのラケットを持っています。
パンパンのボストンバックには、恐らく彼の全財産が詰め込まれているのでしょう。
完璧です。業界トップクラスの痛いおっさんです。

ゆうゆう窓口に何をしに来たのか。最後まで見届けない訳にはいきません。
おっさんは何かがごちゃごちゃ入ったスーパーのビニール袋をおもむろにカウンターに置き、言いました。
以下はおっさんと郵便局員の会話と私の心の叫びです。

「送りたい。」
「え?」
「これ、送りたいんや。」
「すいません、このままでは…」
そらそうやろ。中身バラバラなるやん。

「何でアカンのか。」
アカンよ。全国的に見てもアカンよ。考えるまでもないよ。

「送り先の住所も記載されておりませんし。」
…論外やん。

「それは、言う。」
言う!?言うって何?

「こちらの用紙に記載をお願いします。袋は口を結んでも宜しいですか?」
「えっとな、京都のな、亀岡市の方のな…」
おっさん、話聞けよ。
ってか、書けよ。
ほいで、亀岡市の方って何やねんな。アバウトすぎるやろ。


こんな話を繰り返すうちに窓口は大混雑です。奥から少し偉い方が出てきて、おっさんは別室に連行されました。
おっさんは荷物を送れたのでしょうか。送れたとしても確実に届きませんが。
おっさん、何を送りたかったんやろう…

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